「ボーイズ・ライフ」
2002年5月15日『ボーイズ・ライフ』
[This Boy’s Life]
1993年【米】 監督 :マイケル・ケイトン・ジョーンズ
男優 :ロバート・デ・ニーロ
:レオナルド・ディカプリオ
女優 :エレン・バーキン
<ストーリー>
1人の男性の少年時代の実話です。60年代アメリカ。暴力を振るう、母(エレン・バーキン)の恋人から、母と2人で逃げてきた少年トビー(ディカプリオ)。やがて母に再婚相手(デニーロ)が現れる。不良少年トビーは、ワンマンで鬼のような義父にしごかれる日々を送るが・・・
<感想>
ディカプリオは、幼い頃からずいぶん芸達者だったんだなぁ、と改めて感心。
デイカプリオ(少年時代)とデニーロの競演は、「マイ・ルーム」でもあったが、
憎しみあう義父と息子という、濃いからみは初めてだろう。
実話だと言われても特に驚くような展開はない。登場人物の性格が、実にハッキリ描かれ、演技されているため、「あー、こういう人、いるいる。で、やっぱりこうなっちゃうんだよね〜」と、見事に思ったとおりになってしまう。
だが、この映画のポイントは、まさに「そこ」だ。
謎のない、わかりやすい人物には、感情移入しやすいものだ。
義父ドワイトの悪人ぶりは強烈だったが(こんな嫌な男を演じるデニーロを観たのは初めて)、そこは芸達者な彼のこと、ワンマンな男のなれの果てがどうなるかを、苦笑してしまうほど哀れに情けなく演じている。
惜しむらくは、義父ドワイトの実の子供たち3人がインパクトが薄かった。
義理の兄弟にせよ、兄・姉・妹との会話が全篇を通してほとんどなかったのは、
ちょっとおかしな感じもした。
この父親、そういえば、「シャイン」(あれも実話でしたね)の主人公の父親とほとんど同じでした。暴力と罵声で人を動かそうとする男の末路は、同じなようで。
[This Boy’s Life]
1993年【米】 監督 :マイケル・ケイトン・ジョーンズ
男優 :ロバート・デ・ニーロ
:レオナルド・ディカプリオ
女優 :エレン・バーキン
<ストーリー>
1人の男性の少年時代の実話です。60年代アメリカ。暴力を振るう、母(エレン・バーキン)の恋人から、母と2人で逃げてきた少年トビー(ディカプリオ)。やがて母に再婚相手(デニーロ)が現れる。不良少年トビーは、ワンマンで鬼のような義父にしごかれる日々を送るが・・・
<感想>
ディカプリオは、幼い頃からずいぶん芸達者だったんだなぁ、と改めて感心。
デイカプリオ(少年時代)とデニーロの競演は、「マイ・ルーム」でもあったが、
憎しみあう義父と息子という、濃いからみは初めてだろう。
実話だと言われても特に驚くような展開はない。登場人物の性格が、実にハッキリ描かれ、演技されているため、「あー、こういう人、いるいる。で、やっぱりこうなっちゃうんだよね〜」と、見事に思ったとおりになってしまう。
だが、この映画のポイントは、まさに「そこ」だ。
謎のない、わかりやすい人物には、感情移入しやすいものだ。
義父ドワイトの悪人ぶりは強烈だったが(こんな嫌な男を演じるデニーロを観たのは初めて)、そこは芸達者な彼のこと、ワンマンな男のなれの果てがどうなるかを、苦笑してしまうほど哀れに情けなく演じている。
惜しむらくは、義父ドワイトの実の子供たち3人がインパクトが薄かった。
義理の兄弟にせよ、兄・姉・妹との会話が全篇を通してほとんどなかったのは、
ちょっとおかしな感じもした。
この父親、そういえば、「シャイン」(あれも実話でしたね)の主人公の父親とほとんど同じでした。暴力と罵声で人を動かそうとする男の末路は、同じなようで。
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