「L.A.コンフィデンシャル」
2002年11月5日『L.A.コンフィデンシャル』
[L.A. Confidential] 1997年【米】
監督 :カーティス・ハンソン
男優 :ケビン・スペイシー
:ラッセル・クロウ
:ガイ・ピアース
:ジェームズ・クロムウェル
:ダニー・デビート
女優 :キム・ベイシンガー
音楽 :ジェリー・ゴールドスミス
脚本 :ブライアン・ヘルゲランド
【アカデミー賞】
【1997年】
作品賞 ノミネート
助演女優賞 キム・ベイシンガー 受賞
監督賞 カーティス・ハンソン ノミネート
撮影賞 ダンテ・スピノッテイ ノミネート
作曲賞(ドラマ) ジェリー・ゴールドスミス ノミネート
音響賞 ノミネート
美術賞 ノミネート
<ストーリー>
1950年代初頭のロサンジェルスを舞台に、6人が惨殺された殺人事件を追うそれぞれクセのあるロス市警の熱血刑事たちが、背後で暗躍する売春組織、麻薬組織、そしてついには、警察内部の腐敗をも暴いてゆく犯罪サスペンス。
高級娼婦役のキム・ベイジンガーがアカデミー賞助演女優賞を獲得している。
<感想>
ストーリーそのものの魅力よりも、登場人物1人1人のキャラが見所。特に、華奢な体つきだが理知的で野心家のエド(ガイ・ピアース)と、直情的で熱血漢なタフガイなバド(ラッセル・クロウ)、この相対する二人のアツいぶつかり合いが素晴らしい。
2人それぞれの「正義」。相容れない2人の「正義」が、糸をよるように1つになって真の敵へと立ち向かって行くあたり、なかなかいい。
ケヴィン・スペイシー演じるキザで抜け目無いジャックもカッコよかったのだが、ラッセル・クロウと背格好が近いため、キャラが若干かぶって、ややもったいなかったか。でも、あのマイペースぶりながら、裏表激しい性格をこなせるのは、ケヴィンだけかも。
男クサイ物語に一輪の真紅の薔薇のように華をそえていたリン役のキム・ベイジンガー、娼婦の顏と、1人の女との2つの顏を、揺れ動く微妙な表情で巧みに魅せていた。
私は、やはりエド役のガイ・ピアースの巧さに魅了された。憎たらしいエリートもやし小僧が、精悍な炎のような男へと、さまざまな苦悩の果てに変貌してゆくさまに、目を離せなかった。
[L.A. Confidential] 1997年【米】
監督 :カーティス・ハンソン
男優 :ケビン・スペイシー
:ラッセル・クロウ
:ガイ・ピアース
:ジェームズ・クロムウェル
:ダニー・デビート
女優 :キム・ベイシンガー
音楽 :ジェリー・ゴールドスミス
脚本 :ブライアン・ヘルゲランド
【アカデミー賞】
【1997年】
作品賞 ノミネート
助演女優賞 キム・ベイシンガー 受賞
監督賞 カーティス・ハンソン ノミネート
撮影賞 ダンテ・スピノッテイ ノミネート
作曲賞(ドラマ) ジェリー・ゴールドスミス ノミネート
音響賞 ノミネート
美術賞 ノミネート
<ストーリー>
1950年代初頭のロサンジェルスを舞台に、6人が惨殺された殺人事件を追うそれぞれクセのあるロス市警の熱血刑事たちが、背後で暗躍する売春組織、麻薬組織、そしてついには、警察内部の腐敗をも暴いてゆく犯罪サスペンス。
高級娼婦役のキム・ベイジンガーがアカデミー賞助演女優賞を獲得している。
<感想>
ストーリーそのものの魅力よりも、登場人物1人1人のキャラが見所。特に、華奢な体つきだが理知的で野心家のエド(ガイ・ピアース)と、直情的で熱血漢なタフガイなバド(ラッセル・クロウ)、この相対する二人のアツいぶつかり合いが素晴らしい。
2人それぞれの「正義」。相容れない2人の「正義」が、糸をよるように1つになって真の敵へと立ち向かって行くあたり、なかなかいい。
ケヴィン・スペイシー演じるキザで抜け目無いジャックもカッコよかったのだが、ラッセル・クロウと背格好が近いため、キャラが若干かぶって、ややもったいなかったか。でも、あのマイペースぶりながら、裏表激しい性格をこなせるのは、ケヴィンだけかも。
男クサイ物語に一輪の真紅の薔薇のように華をそえていたリン役のキム・ベイジンガー、娼婦の顏と、1人の女との2つの顏を、揺れ動く微妙な表情で巧みに魅せていた。
私は、やはりエド役のガイ・ピアースの巧さに魅了された。憎たらしいエリートもやし小僧が、精悍な炎のような男へと、さまざまな苦悩の果てに変貌してゆくさまに、目を離せなかった。
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