「いとこのビニー」
2003年2月3日いとこのビニー
【My Cousin Vinny】 1992年・米
★1992年アカデミー助演女優賞:マリサ・トメイ
★1993年MTVムービー・アワード ブレイクスルー演技賞:ジョー・ペシ
コメデイ演技賞:マリサ・トメイ
監督 ジョナサン・リン
脚本 デイル・ローナー
俳優:ジョー・ペシ (ビニー)
ラルフ・マッチオ (ビル)
マリサ・トメイ(リサ)
フレッド・グウィン (判事)
<ストーリー>
大学生のビルは友達のスタンと二人で、ニューヨークから大学の有るロスまで長距離ドライブの途中、アラバマ州の田舎町の食料品店で買い物をし、ツナ缶を故意にではないにしろ、万引きしてしまったまま車を走らせていた。すると、パトカーが追っかけてくる。
万引きがバレたか、と素直に「できごころでやりました」と自白してしまうが、警察が追っていた理由は、なんと、店員の殺害罪だった! 晴天の霹靂に青ざめたビルは、母親に電話で弁護士をよこしてくれ〜と哀願する。すると、ビルの従兄のビニーがたしか弁護士だという。NYから婚約者とやってきたビニーは、6年がかりでやっと司法試験を通って、6週間前に弁護士資格を取ったばかりのほやほやの新米弁護士で、法廷経験はもちろん、ナシ。しかも常識にも欠けるビニーは、ハデハデな革のスーツにノーネクタイという服装で法廷に登場、のっけから法廷侮辱罪で投獄されてしまう。リサに保釈金を払ってもらい、出所するが、初めての裁判で、右も左もわからないビニーに陪審員も呆れ顔・・・・。しかも、ビルたちは相当不利だった。彼らと同じくらいの背格好の2人組の男が、彼らと同じ色の車に乗って、発砲後に店から猛スピードで逃走するのを、複数の地元の人間が目撃していたのだ。さぁ、このままでは、無罪の罪で電気椅子行きだ・・・・!
<感想>
しまねこさんのオススメ作品♪『レイジング・ブル』でのジョー・ペシがいい味を出していたので、彼が主演のこの作品を楽しみにしていた。
おもしろい!
わざとらしいジョークなしで、登場人物は皆、いたって大真面目、必死になればなるほどドツボにハマっていくあたり、抜群のコメディーセンスだ。
マリサ・トメイがアカデミー助演女優賞を獲得したのも、頷ける。
頑張ってるんだけど情けない婚約者をドッシリと尻にひきながらも、的確なアドバイスと、車オタクの知識で、愛する彼の窮地を
救い、弁護士としての自覚を育てていくという役どころを、その美貌でスクリーンを華やかに彩りながら名演している。
どこに泊まっても早朝に起こされてしまうしつこさも冴えている。
よそ者はとりあえず悪者扱い、という南部の田舎町の気質もうまく
伏線になっており、ニヤリとさせられる。
後味も爽快、是非、オススメしたい。
【My Cousin Vinny】 1992年・米
★1992年アカデミー助演女優賞:マリサ・トメイ
★1993年MTVムービー・アワード ブレイクスルー演技賞:ジョー・ペシ
コメデイ演技賞:マリサ・トメイ
監督 ジョナサン・リン
脚本 デイル・ローナー
俳優:ジョー・ペシ (ビニー)
ラルフ・マッチオ (ビル)
マリサ・トメイ(リサ)
フレッド・グウィン (判事)
<ストーリー>
大学生のビルは友達のスタンと二人で、ニューヨークから大学の有るロスまで長距離ドライブの途中、アラバマ州の田舎町の食料品店で買い物をし、ツナ缶を故意にではないにしろ、万引きしてしまったまま車を走らせていた。すると、パトカーが追っかけてくる。
万引きがバレたか、と素直に「できごころでやりました」と自白してしまうが、警察が追っていた理由は、なんと、店員の殺害罪だった! 晴天の霹靂に青ざめたビルは、母親に電話で弁護士をよこしてくれ〜と哀願する。すると、ビルの従兄のビニーがたしか弁護士だという。NYから婚約者とやってきたビニーは、6年がかりでやっと司法試験を通って、6週間前に弁護士資格を取ったばかりのほやほやの新米弁護士で、法廷経験はもちろん、ナシ。しかも常識にも欠けるビニーは、ハデハデな革のスーツにノーネクタイという服装で法廷に登場、のっけから法廷侮辱罪で投獄されてしまう。リサに保釈金を払ってもらい、出所するが、初めての裁判で、右も左もわからないビニーに陪審員も呆れ顔・・・・。しかも、ビルたちは相当不利だった。彼らと同じくらいの背格好の2人組の男が、彼らと同じ色の車に乗って、発砲後に店から猛スピードで逃走するのを、複数の地元の人間が目撃していたのだ。さぁ、このままでは、無罪の罪で電気椅子行きだ・・・・!
<感想>
しまねこさんのオススメ作品♪『レイジング・ブル』でのジョー・ペシがいい味を出していたので、彼が主演のこの作品を楽しみにしていた。
おもしろい!
わざとらしいジョークなしで、登場人物は皆、いたって大真面目、必死になればなるほどドツボにハマっていくあたり、抜群のコメディーセンスだ。
マリサ・トメイがアカデミー助演女優賞を獲得したのも、頷ける。
頑張ってるんだけど情けない婚約者をドッシリと尻にひきながらも、的確なアドバイスと、車オタクの知識で、愛する彼の窮地を
救い、弁護士としての自覚を育てていくという役どころを、その美貌でスクリーンを華やかに彩りながら名演している。
どこに泊まっても早朝に起こされてしまうしつこさも冴えている。
よそ者はとりあえず悪者扱い、という南部の田舎町の気質もうまく
伏線になっており、ニヤリとさせられる。
後味も爽快、是非、オススメしたい。
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